真実薬【veritaserum】
第4巻下27章p.243
第6巻上9章p.279
魔法界でよく使われている自白させるための魔法の薬。
3滴も飲まされれば、どんなに忍耐強い人でも心の奥底にある秘密をすべてしゃべってしまうという強力な薬である。
材料には、ジョバーノールの羽根が使われ、熟成させる期間は満月から満月までの日数を要するという。
解毒剤も存在しており、ホークラックスに関する本当の記憶をダンブルドアから採取されることを恐れたスラグホーンは、
解毒剤をいつも持ち歩いていた。
第5巻では、アンブリッジがスネイプから渡された真実薬を使って、ハリーからシリウスの居場所を聞き出そうとしたが、
渡された薬は偽物であったため、効果なく失敗に終わっている。
JKR曰く、この真実薬が本当に効く人は、飲まされたことに気づかず、無防備のままでいる人だとか。
この薬に対して、魔法で対抗することは可能である。
しかし、魔法使いの力量次第で対抗できたりできなかったりするので、裁判時に使用する際は、不公平が出るという
問題点があるとのこと。