イースター/復活祭 【Easter】

投稿者: | 2018年10月13日

第1巻 14章p.335

十字架にかけられたイエス・キリストが復活した逸話に基づいて祝うキリスト教で最も重要なお祭り。
イースターは毎年一定の日ではなく、春分の日以降の最初の満月の後の最初の日曜日(イースター・サンデー)と
定められている。
年によって3月22日~4月25日の間で開催日は移動する。
キリスト教圏の学校では、この前後に1~3週間のイースター休暇(Easter holidays)を取る。
ホグワーツ魔法魔術学校でも復活祭の休日があり、その後に夏季学期(3学期)が始まる。

イースターには、復活祭より前からあったゲルマン民族の自然崇拝宗教の古い祭りが融合している。
元は夜明けの女神エオステル(イースターの語源)のために春の到来を祝うものであった。
このお祭りがキリスト教の広がりとともに融合した。

卵は生命と再生の象徴として、復活祭当日の朝にこれを食べたり、色を塗ったゆで卵(イースター・エッグ)を
贈り合う習慣がある。

また、復活祭の前日には、ウサギが卵を運んでくるという言い伝えから、野原や庭などに卵を隠して、それを探す遊びが
恒例としてある。
チョコレート製の卵を配る風習もあり、ハリーは第5巻でウィーズリーおばさんから小さなスニッチの砂糖飾りのついた
イースターエッグをもらった。