第6巻で魔法薬学を担任したスラグホーンの研究室のこと。
部屋は、ホグワーツ城の上階に位置する。
クリスマス・パーティでハリーは初めてこの部屋を訪れた。
ホグワーツ城の上階の一室なので、部屋はこじんまりしているはずが、
スラグホーンが魔法をかけたのか、室内は広々としていた。
パーティルームは、天井と壁がエメラルド色や紅色、金色の垂れ幕のひだ飾りが飾られ、
絢爛豪華であった。
天井の中央には、本物に妖精が入った、金色のランプが下がり、部屋をきらびやかに照らしていた。
暖炉の効き過ぎたパーティルームには、バタービールやワイン、料理が所狭しとテーブルの上に並べられていた。
誕生日に惚れ薬入りのチョコを食べて、この部屋に担ぎ込まれたロンは、スラグホーンに解毒剤を調合してもらい、回復している。
回復したロンだったが、その後に振る舞われたオーク樽熟成蜂蜜酒に毒が盛られていたため、危うく死にかけている。
第6巻15-上477