半純血のプリンスが発明した闇の魔術。
この呪文を敵に向けて唱えると、相手は目に見は見えない鋭い刃で切り刻まれて、皮膚はパックリと切り裂かれ、血が吹き出すという恐ろしい攻撃魔法。
ハリーはこの呪文の恐ろしさを知らずにドラコに向かって唱えてしまった。ドラコは顔や胸を血だらけになってしまった。
スネイプによると、この呪文で攻撃された者は、多少傷痕が残ってしまうが、傷を負ったあとすぐにハナハッカを飲めば、治癒するとのこと。
ハリーは、ホークラックスの洞窟で亡者に向かってこの呪文を唱えたが、亡者は流すべき血を持たなかったため、何も感じず、撃退の効果はなかった。
スネイプは15歳のときに、この恐ろしい呪文を憎きジェームズ・ポッターに唱えている。
第6巻21-下192