ウィンザースター魔法魔術学校: 謎の魔鏡 第一巻 (中) Kindle版 加賀美 総善 (著)

投稿者: | 2017年5月28日




『ウィンザースター魔法魔術学校 ――謎の魔境(中)』
加賀美 総善 著

<物語のあらすじ>
文字数:43万字

魔法好きの少年ヒロシ・カガミは、ひょんなことから謎の魔術書を手に入れ、魔法界とコンタクトを取ることに成功する。魔法界生まれ、魔法界育ちの少年ライと親友となったヒロシは、魔法界へ行こうと試みるも、それを阻むようにして現れた魔法使いたち三人を相手にヒロシは、親友とともに撃退することに成功する。ヒロシたちを襲撃した魔法使い三人は、魔法界から来た魔王の手下であった。ヒロシは、親友とともに撃退した功績を称えられ、魔法政府から表彰される。そして、ヒロシたちを優秀な魔法使いの卵として、魔法政府から魔法界にある魔法魔術学校へ留学を薦められる。
ヒロシは、喜んで魔法界へと留学することを決める。ヒロシは魔法界生まれ、魔法界育ちの少年ライとともに魔法界にあるウィンザースター魔法魔術学校へと向かう。魔法界へ行くために魔法界とつながっているというニューオーロラが出るという北欧へ向けて、ヒロシたちは巨大な飛行船に乗り向かったのであった。
ヒロシたちは、飛行船でオーロラを通って、いざ、魔法科の世界へと入る。そこでは、自然に囲まれた神秘的な光景が広がっていた。魔法魔術学校へ向かう途中、ヒロシは、入学予定の学生たちが学用品を購入する街へと立ち寄る。そこでは、摩訶不思議な魔法のアイテムがたくさん陳列した商店街のショーウィンドウにヒロシは目を見張る。
珍しい魔法がかかった学用品を次々と購入していく中、ヒロシは魔法の杖を選ぶことになる。魔法の杖を選ぶユニークさにヒロシはいままでの想像していたやり方との違いを目の当たりにして、楽しくて仕方がなかった。さらに様々な種類の魔法の箒も見て回るなど、魔法魔術学校で学ぶ授業にヒロシは旨を高鳴らせた。


ヒロシは学用品を購入する最中、自分に強い興味を持つ少女に出会う。チェンミンと名乗るその少女は、ヒロシが人間界で起こった事件について、詳しく知っていた。ヒロシが特殊な能力を持っているということに彼女は興味津々であった。ヒロシは、彼女の好奇の目にたじろいだ。その後、学校へ向かう旅路にヒロシは、チェンミンと話すうちに次第に打ち解けることができた。
学校につく頃にはヒロシはライ、チェンミンと気が合い、仲良し三人組となっていた。ヒロシは、ごった返すホームで自分の魔法界留学を世話してくれたウッドロゥに出会う。ウッドロゥから学校生活を頑張れよと励ましの言葉をもらいつつ、ヒロシたちは、ウィンザースター魔法魔術学校へと巨大な馬車に乗り、向かったのであった。
学校で大歓迎を受けたヒロシたち新入生たちは、ひとまず基礎魔法魔術を学ぶための合宿授業に参加することになる。三ヶ月間、新入生たちは、みっちりと自分が持つ魔力を使って、魔法、魔術を使えるようになるための特訓を受けたのであった。

そして、三ヶ月後、ヒロシたちはいよいよ学校の寮組分け儀式に挑むのであった。門外不出の寮組分けの儀式にヒロシたち新入生は固唾を呑んで、様子を伺うのであった。
無事、寮組分けの儀式を終えたヒロシは、正義と勇気を貫くフィフォ寮生に振り分けられた。仲良しのライもチェンミンも同じフィフォ寮生となり、三人はこれからの学校生活に胸を膨らませるのであった。
魔法魔術学校の本格的な授業は、1学期も終盤からのスタートとなった。魔法魔術学校で何百年もの長きに渡って学ばれてきた魔法魔術の科目は、どれも魅力的なものばかりであった。魔法の箒に乗る授業を一つとっても、4年生までびっしりと飛び方をマスターする項目が並んでいた。
ヒロシを敵視しているいじめっ子のバラン・ギルとの一悶着や事件が時々起こる。さらにスカイホッケー倶楽部に入部したヒロシのクラブ活動や学校食堂での会話など魔法魔術学校の生活は、どれもが新鮮な驚きに包まれていた。
無事に1学期を終えたヒロシは、ライとその家族のお誘いを受けて、魔法界のマリンリゾートへと遊びに出かけた。チェンミンも後で合流して、ともに魔法界のマリンレジャーを楽しんだ。そんな楽しい夏休みを謳歌していたヒロシたちであったが、思わぬ大事件場勃発する。果たして、ヒロシたちは、その危機にうまく対処できるであろうか。

ウィンザースター魔法魔術学校 第一巻 (上)に続くシリーズ第二弾!長編ファンタジー小説。
魔法、魔術を学びたい人に贈る魔法界の魔法魔術学校の世界を描く。
様々な魔法アイテム、魔法呪文、魔獣がたくさん登場します。
魔法魔術学校の世界をぜひ、楽しんで下さい。