チベリウス[Tiberius]
第6巻上7章p.220
コーマック・マクラーゲンの叔父。
コーマックやパーティ・ヒッグズ、スクリムジョールと一緒にノグテイル狩りに行った。
チベリウスは第2代ローマ皇帝(在位12-37)である。
ローマ辺境を平定し、属州支配の合理化を断行し、ローマ帝国繁栄の礎を築いた。
初代皇帝アウグストゥスへの忠誠心を示し、中世をもって政治の基礎となした。
アウグストゥスのために神殿を築き、皇帝死後の神格化の先例を作った。
しかし、自らの神格化は拒否し、皇帝が生前において神格化することを避ける原則を作った。
治水・治安に努め、贅沢を戒め、節約を説いた。
賢人皇帝であったが、性格は暗愚で皮肉な表現、言語不明瞭のため、元老院や民衆からは不人気であった。