第2巻 5章p.109
ホグワーツ魔法魔術学校の校庭に生えている巨大な柳の木。
魔法界の柳だけに魔法がかった生命力を見せる。
近づく者を巨大なハンマーのような図太い枝で叩いて攻撃してくる。
狼男のリーマス・ルーピンがホグワーツ魔法魔術学校に入学した1971年、
彼のためにホグワーツの校庭から叫びの屋敷に続くトンネルが作られた。
そのトンネルの入り口にこの暴れ柳が植えられたという。
ルーピンは月に一度、トンネルを通って屋敷に行き、その中で狼に変身する。
暴れ柳が植えられたのは、危険な狼状態にあるルーピンに他の生徒が鉢合わせしないようにするためだった。
第2巻では、ハリーとロンが乗った空飛ぶフォード・アングリアが不運にもこの暴れ柳に激突した。
暴れ柳は空飛ぶ車にすかさず攻撃して、車はスクラップ状態に。
モリーが在学中のときには、まだこの暴れ柳は植えられいなかったため、
第4巻で彼女がホグワーツに来た時に、大いに興味を示した。