医務室/病棟 【hospital wing】

投稿者: | 2018年10月19日

第1巻 8章p.206
第6巻上 12章p.382

 ホグワーツ魔法魔術学校の医務室は、校医のマダム・ポンフリーが切り盛りしている。
魔法魔術学校は、魔法魔術を習うところ。そのため、未熟な学生たちが日夜励んでいる魔法魔術は、
危険と隣合わせにある。
いつ何時、魔法によって、病人やけが人が出ても、すぐに応急処置を取れる体制が整っている。

病棟には、真っ白なシーツをしいた清潔そうなベッドがいくつも並び、大勢の入院者受け入れが可能である。

ベッドの脇には、医療品の整理棚が整然と並び、プライバシーを護るためにベッドの周りには仕切りとなる
カーテンが引ける。

第2巻では、猫の毛入りポリジュース薬を飲んでしまったハーマイオニーが毛むくじゃらの顔になって、
応急処置を受けた。

見舞客は一度に6人まで入室できる規則がある。
第5巻では、スリザリン生から毛生え呪文をかけられて顔中を眉毛で覆われてしまったアリシア・スピネットが治療を受けている。
また、OWL試験(ふくろうしけん)のストレスでパニック症候群を発症したハンナ・アボットが医務室で鎮静水薬を飲まされて治療してもらっている。

双子に姿をくらます飾り棚の中に押し込まれ、5階のトイレに詰まっていたスリザリン生のモンタギューも医務室に収容されて治療を受けている。
しかし、完治せず長い間、錯乱状態が続いたため、モンタギューの両親が怒って抗議に来た。

失神光線4本を同時に浴びたマクゴナガル先生は、重体のため、医務室では治療できず、翌朝には聖マンゴ病院へと移送された。

神秘部での戦いで負傷した者たちも医務室で治療を受けている。
ジニーはかかとを骨折し、ネビルは鼻がへし折れ、ロンは腕に深い傷を負い、ハーマイオニーはドロホフに呪いをかけられ、
医務室で治療を受けた。

アンブリッジは、ケンタウルスの群れに襲撃された後、医務室に入院している。

第6巻では、呪いを宿したネックレスに触れたケイティ・ベルが医務室に担ぎ込まれ、強い呪いを解くために翌日には聖マンゴ病院へと移された。

毒入りのオーク樽熟成蜂蜜酒を飲んだロンが入院している。

クィディッチの試合で続出する負傷者を収容するのも医務室の役目である。
ハリーは入学以来、幾度となく入院を果たしている。
クィディッチで味方のマクラーゲンにブラッジャーを打ち込まれたハリーは、頭蓋骨骨折で三度目の入院を果たしている。

ドラコ・マルフォイはハリーから「セクタムセンプラ!」の呪いをかけられて入院している。